昭和40〜50年代の古すぎず適度に昔な「ネオレトロ」時代に生まれて今も濃い味を 発する「温泉、宿、飲食店、自販機コーナー、食品、観光地・・・」などB級でボロくて 美しい「激渋」物件を記録し日本の貴重な文化遺産として広めて参りたいと思います。
B級でボロくて美しい?「激渋」とは? 茶道の極意である「侘寂」にも通じる観念で、この21世紀にこんなものがまだ存在したのか!という驚きと軽い高揚感を伴い、のちにしみじみと味わい深い陶酔感が感じられる。見た目等は年月の経過により粗末だったりするがそれが一層の懐かしさを誘い、全体の雰囲気と時間の流れをも感じつつそこに「美」を見いだすのである。
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